原告団
「核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団」 1988年8月6日結成
「核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団」は、青森県六ヶ所村に建設されている「核燃サイクル4施設」の事業許可(指定)の取消を求めて、全国の原告・会員・サポーターによって1988年8月6日に結成されました。【連絡先】
名称 | 核燃サイクル阻止 1万人訴訟原告団 |
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住所 | 〒039-1166 青森県八戸市根城9-19-9 浅石法律事務所内 |
連絡先 | TEL & FAX : 0178-47-2321 メール : 1man-genkoku@mwe.biglobe.ne.jp |
【運動の基本方針】
- 政党、党派、イデオロギーにとらわれない青森県内外の個人・団体参加による住民運動とする。
- 稼働する限り、日常的に放射能をまき散らし、核廃棄物を生み続ける原発は即時廃止し、新増設も認めない、という認識で運動を進める。
- 県内外の、核燃サイクル阻止、原発廃止の運動と連帯し、必要かつ有益と考えられる諸活動を行う。
【活動内容】
- 法廷内外の運動を通じて、核燃の危険性をチェックし、国・事業者の嘘を徹底的に暴露し、秘密のベールに閉ざされている原子力情報を国民、青森県民の前に公開させることを目指す。
- 裁判闘争を中心にしつつ、原告団を全国的、全県民的な運動体に発展させ、裁判を大衆化し、反核燃、反原発の運動を広める。
訴訟
青森地方裁判所に、許可(指定)を出した内閣総理大臣(国)を被告として、許可(指定)処分の取り消しを求めて以下4つ施設の訴訟(行政訴訟)を闘っています。 六ヶ所村の核燃料サイクル施設は、下記の4施設(すべて日本原燃の敷地内)- ウラン濃縮工場
- 低レベル放射性廃棄物埋設センター
- 高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター
- 再処理工場
ウラン濃縮工場
- 1989年7月13日
- 提訴:平成元年(行ウ)第7号 ウラン濃縮工場の核燃料物加工事業許可処分(無効確認、取消請求)
- 2006年12月26日
- 敗訴:ウラン濃縮 高裁判決控訴棄却
低レベル放射性廃棄物埋設センター
- 1991年11月7日
- 提訴:平成3年(行ウ)第6号「六ヶ所低レベル放射性廃棄物貯蔵センター」廃棄物場移設事業許可処分取消請求
- 2008年1月22日
- 敗訴:低レベル放射性廃棄物 仙台高裁判決控訴棄却
高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター
- 1993年9月17日
- 提訴:平成5年(行ウ)第2号「高レベルガラス固化体貯蔵施設」廃棄物管理事業許可処分取消請求
- 2021年2月16日
- 提訴(新訴):令和3年(行ウ)第2号「高レベルガラス固化体貯蔵施設」廃棄物管理事業変更許可処分取消請求
再処理工場
- 1993年12月3日
- 提訴:平成5年(行ウ)第4号 日本原燃株式会社六ヶ所再処理・廃棄物事業所における再処理事業指定処分取消請求
- 2021年1月22日
- 提訴(新訴):令和3年(行ウ)第1号 六ヶ所再処理事業所再処理事業変更許可処分取消請求
裁判の進行状況については伊東良徳弁護士のWebサイトのこちらのページもご覧ください:六ヶ所村核燃料サイクル訴訟
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