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原告団

代表あいさつ

私たち核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団は、「不条理で危険な核燃を止め、ふるさとを守り次世代に引き継ぎたい」の一念で、これまで30年以上運動を続けてきました。私たちと同じ気持ちをお持ちの方はたくさんいらっしゃることと思います。

原告団は、六ヶ所再処理工場の裁判を1993年12月3日に提訴しました。裁判は長期化しているものの一定の成果をあげており、3.11以降は司法にも変化が見られるようになりました。さらに再処理工場の新規制規準適合性審査合格を機に、2021年1月22日、日本原燃の事業変更許可に対して新たな取消訴訟を提起しました。両者は、2021年6月18日の口頭弁論において併合され、核燃阻止の闘いは新しい局面を迎えています。

原告団は裁判以外にも、国や事業者や県知事などに対する抗議行動、講演会や集会、学習会の開催や街頭署名などの市民運動、各種選挙での反核燃候補に対する支援活動など、様々な活動を行ってきました。これらの活動の継続やホームページの充実などを通じて、これからも会員相互の情報共有の強化、原告団から全国への情報発信など、運動の団結をより強固なものとするよう務めたいと思います。訴状や準備書面、ニュース等は、より分かり易いものにしたいと考えています。

これからの原告団へ、「反核燃」の思いを共有する原告、会員の皆様、さらに全国の「核燃料サイクル」を止めようという皆さまからのご協力とお力添えをお願いいたします。

核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団代表
 浅石紘爾