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核燃基礎講座No.8—3月5日のお知らせ 【澤井正子さん】

2024/02/23

■■■核燃基礎講座のお知らせ■■■

■2024年3月5日(火)19:00〜21:00
「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」について
講師:澤井正子(元原子力資料情報室スタッフ)

■Zoom接続先:(申込みの必要はありません)
トピック: 核燃基礎講座「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」
時刻: 2024年3月5日(火)19:00〜21:00

■今回の核燃基礎講座は、六ヶ所村の「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」を取り上げます。現在この施設で貯蔵されているのは、イギリス、フランスの再処理工場で製造され、日本に輸送されたガラス固化体です(1830本)。この「高レベルガラス固化体」は、再処理工場で使用済み燃料からプルトニウムとウランを分離した残りの高レベル廃棄物、いわゆる「死の灰」をガラスと混ぜて固めた物です。一体どういう性質のものなのか? 危険性はどれほどなのか、考えます。

現在、日本で高レベル放射性廃棄物というのは、使用済み燃料の再処理によって発生する「高レベルガラス固化体」を指します(世界的には、使用済み燃料も高レベル放射性廃棄物)。

この高レベル廃棄物を地層処分するため、NUMO(原子力環境整備機構)によって処分場候補地が公募され、北海道の寿都町、神恵内村の調査が行われていますが、その危険性から北海道では、条例をつくって持ち込みに反対しています。「トイレなきマンション」といわれる原子力発電、その根本的問題である高レベル放射性廃棄物の現状を報告いたします。

■資料はこちらです

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